おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆群馬県高崎市「アイティビッズ(株)」様の、経営革新計画のご紹介です。
(昨日からの続き・・・)
原田様は、創業事業として、
を運営し始めますが、一等地の立地に反して、生徒数が増えません。
逆に、せっかく募集広告で入会してくれたのに、長続きしない生徒さんが続出・・・。
経営のピンチです・・・。
◆原田様は、ある時気づきます。生徒さんにとっては、「パソコン技術半分」、「楽しみ半分」だったんだと・・・。
根っからの技術者である原田様は、ご自身同様に、
- 生徒さん達も、技術力向上を目指してきている
と、勘違いしていたのです。
ですから、社内研修のように、厳しく「鬼教官(?)」のように教えてしまっていたのです。
しかし、ある時、生徒さんの個別相談に乗ってお話を聞いている時に、気付きます・・・。
- 生徒さんにとっては、「パソコン技術半分」、「楽しみ半分」だったんだと・・・。
生徒さんは、スキル向上のためのビジネスマンもいらっしゃいますが、大半は余暇の趣味を広げるためのご高齢者。
ビジネスマンは「スキルを付ける」ことが前提条件になるのに対して、
ご高齢者たちは、
- 習うこと、それ自体が趣味・・・
だったんです・・・。
◆気付いてからの原田様の現場改善は、迅速で適切でした。
現場改善の必要性に気付いた原田様は、教室を「一種のサロン」と捉えて、
- ソファーを設置し、
- 無料のコーヒーとお茶菓子を揃え、
- 講座終了後には積極的にお茶飲み話に誘った
と言います。
それによって、パソコン技術の習得以上に、仲間とのおしゃべりを楽しみにすると言う「スクールへ来る目的」が付加され、生徒数の減少に歯止めが掛かったのとともに、ご紹介の生徒さんが増え始めたのでした・・・。
明日に続く。
中小飲食店の専門コンサルティング (有)三峰プロジェクト
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