2009年10月アーカイブ

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆さぁ、そろそろ仕事を始めましょうか・・・。頭も心もリフレッシュして「経営革新計画」のご支援です

前回の第2回すり合わせで、ザックリとした「売上計画」「利益計画」を作成しました。
今回は、それを詳細の数字まで落とし込んだ資料を事前に準備してきましたので、その説明から入りました。

ポイント、手順は、

  • まずは、外枠の売り上げを対前年比で設定(過去の売上実績分析を踏まえて)
    ⇒この時に、excelを使っていれば、対前年比の比率複数設定して検討することも、可能です
  • 事業別ルート別商品(群)別に、売上計画を配賦し実現性を検討
    ⇒この時に、「重点事業、商品」を念頭に置いて配賦すること。
  • 交差原価の算出
    ⇒おそらく、事業毎、商品(群)毎に原価率は異なると思われます。そこで、いわゆる「加重平均」を使って「交差原価」を算出します。これによって明確になることは、「重点事業」は、「高粗利事業」つまり「高付加価値事業」でなければならないということです。
  • 販管費のうち、やはり大事なのは「人件費」。ここでは、「労働分配率」を活用して「適正人件費率」を設定します
    ⇒「労働分配率」とは、粗利のうち何%を人件費に回すか・・・? 計算式としては、「人件費/付加価値」、簡単には「人件費/粗利」で結構です。これが、50%ぐらいが適正値です。40%ぐらいだとよっぽどの付加価値事業であるか、"搾取”し過ぎ。逆に60%を超えてくると人件費負担で利益が出ない体質になります。
  • 残りの経費項目は、実績分析の「売上比率」で落とし込んでやればOK
    ⇒ただし、この中でコストダウンが出来る項目があれば、具体的なアクションプランも示しながら目標値として設定しても可。
  • 今回は、設備投資を伴う計画なので、「減価償却費」だけ別項目で立てました
    ⇒売上比「5%」「7.5%」「10%」でシミュレーションし、感度分析を行いました。
  • そして、税引き後利益を出し、「税引き後利益+減価償却費」にてFCFを算出し、借入計画を検討する資料の作成は終了!!

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆商工会に戻ろうかと思って、フッと、東のほうを見ると・・、吊り橋が見えます・・・

091029_吊り橋

コンニャクの収穫風景を、遠くの山々とともに、しばらく眺めさせて頂き、そろそろ時間かなぁ・・と川場村商工会様に戻ろうとすると・・・、東のほうに「吊り橋」が目に入りました。もう少し時間があるから、ちょっと見てこようか・・・、と行ったところ・・・

 

◆絵に描いたような景色です・・・。奥のメガネ橋まで、まさに田舎の原風景が見られました

091028_吊り橋からの風景

吊り橋の写真を撮り(逆光であまり上手に撮れなかった・・・、ストロボ焚いてもこの距離じゃあ・・・、誰かこんな場合の撮り方教えて下さい・・・)、橋に足を掛けた瞬間、驚くような風景が目に飛び込んできました・・・。まさに「田舎の原風景」・・・。夏場だったら、川の流れで水遊びをしている子供の”キャッキャ”という歓声が聞こえてきたでしょうネ。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆『ミート工房かわば』様の経営革新計画の申請支援の第3回目の打ち合わせでした・・・

月1回のペースで、計画を詰めてきました。
今回は、前回の「売上計画」「利益計画」の数字を横目で睨みながら、
再度「テーマの設定」「その詳細計画の作りこみ」を行う・・・予定でした・・・。

ちょっと早めに着いたので、川場村商工会様の近辺をカメラ片手に散策・・・。

そうしたら、素晴らしい・・・、川場村はあまりにも素晴らしいので、無心にシャッターを切りました。

091028_道沿いの紅葉

まずは、通り沿いの紅く色づいた木々・・・。なんていう木か知りませんが、あまりにも鮮やか・・・

 

◆蒟蒻の種イモの収穫・・・、お話をお聞きしたら「一時収穫」と言う感じのようです・・・

091028_こんにゃくの一時収穫

ブログをご覧の方々・・・、

Q1.「蒟蒻」って、皆さん読めますか?

A.「コンニャク」って読みます・・・。

Q2.次に、「種イモ」って意味分かりますか?

A.みなさんが「おでん」・・(あ~これからの時期、温まりますよねぇ・・・)、などでお馴染みの蒟蒻は、お芋として地中にでき、それをすりおろして・・・、ああしてこうして・・・、
お馴染みの四角い蒟蒻(生蒟蒻は丸が多いかな?)になるんです・・・。

こんなブログもありました

さらに情報提供をさせて頂ければ、コンニャク芋は保管が難しいので、いったん粉末(コンニャク粉)にして取り扱いを楽にします・・。
これを「マンナン」と言います・・・

そうです・・・、「マンナンライフ」のマンナンはここから来ているんですね。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆コンセプトの2本目の柱・・・、『何を ⇒ 具体的な解決策』・・・

経営者の皆さんで、自社の製品・商品で”語”れない方はいらっしゃらないですよね。
極端な話、多くの経営者さんは、1本目の柱:「誰に」をさて置いてでも、「商品」を語ってしまいます。

それはなぜかと言うと、「見える」からなんだと思います。
分かりやすくて、伝えやすい・・・、と思ってらっしゃる・・・。

実は、これが間違いの元・・・。
本当に、自社の商品を分かってらっしゃいますか?

お客様は、物体としての製品・商品(行為としてのサービス)を買って下さっている訳じゃないんです。その製品・商品の購入によって、

  「何かの問題への、解決策を買って下さっている

こう考えなくてはいけないのです。

 

具体的に、「麺や 大蔵」様の場合・・・、

物体としては、ラーメン、とくに「つけ麺」の専門店です。
でも、お客様は「つけ麺」そのものを物体として、食べている訳ではないのです。

  • 空腹感を満たすために、腹一杯に食べたい
  • 熱いものが苦手だけれど、中華めんの食感と風味が大好き
  • 最近のコッテリしたラーメン(つけ麺)に飽きてきて、サッパリと食べたい
  • 太麺の、ガッチリした食べ応えが好き
  • 醤油とスープの、風味とコクののど越しが大好き

こんな満足感(解決策)を与えるために、つけ麺を提供しているのです。
つまり、さまざまなニーズに対して、店舗サイドでは、店舗サイドでターゲットと定めた人たちへの「具体的な解決策」を形として表わしたものが「製品・商品」となるのです。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆店舗コンセプトは、3軸で決まる!これが理解できば、繁盛店づくりは、簡単簡単・・・

伊勢崎のつけ麺専門店「麺や 大蔵」様に、2度目のコンサルティングに行ってきました・・。

僕の管理ミスとも言えるのですが、メニューのリニューアルがまだ進行中・・。新メニューが導入できていなかったのです・・・。
え~、もう2か月近くなるよ~~、ってぐらいの驚きと、自省の念・・。
その間、店舗売り上げは思わしくなく、店舗サイドから弱気の声も聞こえてきました。

  • 「先生、つけ麺じゃダメなんじゃないでしょか・・・。
    家族連れが、食べさせるものがないって言うんです・・・」
  • 「先生、年配の方は、塩ラーメンとかサッパリしたものの方がいいんじゃないでしょうか・・・」

夏場に、ご相談に乗った時に、イの一番にお話しさせて頂きました。

 

店舗コンセプトを決めましょう!
そのためには、このような3つの要素を決める必要があります。

091026_コンセプトの3軸

  • 誰に:いわゆるターゲットです。誰と商売をするのですか?
  • 何を:商品です。当店の販売商品はこれです!
  • どのように:強み・・、当店はこれがあるから、他のどのお店にも負けません。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆今日で、5回目の受講になります・・・。今日から「1位作りの商品戦略」

 091024_ランチェスター研修のテキスト

戦略論の強化のために「ランチェスター経営戦略研修」に通っています。
群馬県産業支援機構さんの補助事業で「タダ・・」、ラッキーでした。
9月19日から10回シリーズです。こんな長期の講座が、無料って言うのは初めて・・・。

経営戦略の基本第1回経営の構成要因と利益性の原則9/19
戦略と戦術
第2回ランチェスターの法則9/26
強者の戦略
第3回弱者の戦略ルール10/3
差別化戦略
第4回目標の決め方10/10
情報の集め方と社長の時間戦略
1位作りの商品戦略第5回強者の商品戦略10/24
弱者の商品戦略
第6回商品の寿命曲線11/7
PPMの戦略
第7回新商品開発11/21
価格対策
1位作りの顧客戦略第8回経営の基本原則12/5
お客様に不便をかけない
第9回感謝は態度で示せ12/12
役に立つサービスを実行
第10回実行の仕組みを作る12/19
お客様との出逢いを有効に生かせ
 

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆熱心な受講生の皆さん・・・。ちょっと、年齢層が高いかな・・・?

091022_答錬中の受講生の皆さん

ガイダンスと違い、答錬が始まると、机上も受講生個人個人の個性が感じられます。
朝一の僕の提案で、「一人二テーブルをつけて使いましょう・・・」ということで、広めにスペースを確保。
本学が女子大のためでしょうか? 男には、ちょっとテーブルも椅子も小さく狭いんです・・・。

講座全般・・、というよりも社会人学習の全般に言えることですが、

  • やりやすいように、
  • 使いやすいように
  • 効率が上がるように

工夫とアイデアで、楽しく学習してほしいものです。

モノクロ写真にすると、レトロ感と、真剣味が感じられます・・・??

091022_答錬中の受講生の皆さん(モノクロ)

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆こちらも始まりました・・・、「農商工連携人材育成事業」の「事業計画の立て方」が担当です

091023_多彩な顔ぶれの受講生

中央総合学園さんが事業の認定を取った「農商工連携人材育成事業」の講座を担当させて頂きました。
2週間前から開催されていたのですが、僕の受け持ちのコマが今日ありました。
お題は「事業計画の立て方
まぁ、診断士試験で言うところの「企業経営理論」ですので、得意得意 

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆いよいよ、新島学園の診断士講座(平成22年度受験対策)が、始りました・・

10月3日にガイダンスがあり、先週は「経済学」・・、そして今週は「財務・会計」の答錬・・・、
いよいよ僕の出番です。

091022_本格的な答錬問題と解答用紙

答錬の問題も、実戦さながらに作っています。
正直、3年前の初めての講師としての参加の時は、

  • 寝る間もなく、問題・解説を作り、
  • 解説用に、ビッチリと書き込みをし、
  • 当日も、「難しい質問が来たらどうしよう・・・?」

なんて、不安感たっぷりでしたが、3回目になると

  • 問題・解説もタタキ台があるので、アップデート程度で、
  • 解説内容は、ほぼ頭に入っており
  • 質問も、切り返せるぐらいの余裕が出来てきました

 

◆前回のガイダンスの時にアップした写真は、「裏門」でした・・・。
今回は、正々堂々と正門を撮影です

雰囲気ありますねぇ・・・、
シックな中にも、品を感じますよねぇ・・・。

091022_新島学園正門

 

 

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆おまんじゅうを巻いてるうちに、うどんの発酵が進みました・・・

しかし、今回の料理教室は”珍しく”段取がイイ・・。
おまんじゅうを巻いているうちに、うどんの発酵が進み、いよいよ”延し作業”
そばは、コネがメイン作業っぽいけれど、うどんは、やっぱり”延し作業”がメインですよねぇ・・・。

091021_うどんの延し

丸く発酵した生地を、軽く手で伸ばし・・・、そう・・、「足踏み」・・・。
自分でやってみて"この作業(足踏み)”の意味が分かった

水を少なめに、固めに練った生地は「コシ」があって美味いけれど、生地が固いだけに「延す」のは大変になるわけ・・・、
そこで、体重を掛けて、一気に延しちゃおうって訳です。

 

◆この左足の、微妙~に、傾いて、浮いてる感じが・・・職人仕事です。

091021_左足が微妙~に

当然、ただ「踏みつぶせばいい・・・」って訳じゃなくて、均等に体重を掛けていく・・・。
端っこがどうしても体重が掛って平らになりすぎてしまうところ、
先生は、微妙な足遣いでホットケーキの薄い形に仕上げていく・・・。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆続いて、おまんじゅうの餡子を詰めます・・・。お菓子作りは、計量が命・・・

 091020_30gに計量

まずは計量! お菓子の世界では、洋菓子、和菓子を問わず、シッカリと計量することが失敗しない秘訣です。
おまんじゅうもご多分にもれず、皮を30gに、餡子を33gに計量しました。
このころには、役割分担と連携が取れ始め、「計量する人→丸める人」と流れ作業が始まりました・・・、
その輪に入れない方も数名・・・。

◆そして、いよいよ餡子を皮で包みこみます・・。相変わらず、見事な手さばき・・・!

091020_見事に丸めていきます

サッサ、サッサと包んでいきます・・・。
とはいえ、こういった作業にありがちな「見るとやるとでは、大違い・・・」ということも・・、実はなく、
結構スムーズに丸まっていきます。
しか~し、この時のコツは、

  • 餡子の側には、打ち子をつけない
  • 逆に、外側には多めに打ち子をつけること・・・

僕は、外側の打ち子が足らなかったために、下の敷き紙に、ベッタリとくっついていました・・・。
まぁ、味には影響ないんですけどね・・・。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆続いて、うどん作りです・・・。「きぬの波」と言う、うどん向きの県産小麦です。

まんじゅうの皮の「発酵待ち」をしている間に、うどんの生地のこね作業が進行します。なかなか、段取りがよろしい・・・。

レシピは下記の通り。

  • 小麦粉(きぬの波)     300g
  • 塩                15g
  • 水                150g

ここで、「ポイント」は水加減ですね・・・。ついつい、まとまらないので「水を入れ過ぎちゃう」のですが、ここでグッとこらえて、固めに仕上げると(それでいて、まとまっていて、艶がイイ)、いわゆる「コシのある」うどんに仕上がるわけです。

091018_水加減が肝心

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆事件発生・・・! この手の講座ではよくあることですが・・・

091016_事件発生!

まぁ、この手の講座では「グループ作業」になるため、当初はお互いに「探り・・・、探り・・・」
ましてや、ご年配のおネェさま方に囲まれていると、シャシャリ出るのはご法度!
ちょっとしたフォローや、力仕事をタイミングよく買って出て、輪に入っていくことが一日楽しく作業する極意です。

なんて思いながら、隣のおば様の作業を見ていたら、材料をボールに入れ始めてくれました
これさえも、何んとなく「誰がやるんだ・・・」的な手を出しにくい状況の中、この方が積極的に手を出してくれたのですが・・・。

「あ・・・」

と言う間もなく、材料を全部入れちゃいました・・・・ 
あんなに説明してくれたのに・・・・

  1. 全卵を割りいれ、ホイッパーで攪拌する
  2. 200cc程度の水を入れ、砂糖も合わせてさらに攪拌
  3. ここに、あらかじめ振るっておいた「小麦粉」「重層」を入れて、混ぜ合わせます

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆「前橋市の小麦粉を食べる会」の主催の、
「おまんじゅうとうどんの料理教室」に参加しました

「小麦県 群馬」と言われている中で、「うどん」と「まんじゅう」ぐらい作れないと・・・、
ということで、前橋市農政部農林課の主導による
「前橋市の小麦粉を食べる会」が主催の
「おまんじゅうとうどんの料理教室」
に参加してきました。

 091011_うどんとまんじゅうのパンフレット

もちろん参加者は大半が「お子様が手離れしたお姉さま方・・・」
最近、こういう集まりにも慣れました・・・。

場所は、「前橋市農業総合研修センター」で、旧粕川村にある「農産物直売所」の裏手にある施設です。「第2農産物加工室」でしたが、まぁ、立派に整った施設です。通り一辺倒の加工は出来ちゃいますね。

 

運営も意外と手慣れた感じ・・・、

炭酸まんじゅうの仕込み 
うどんの仕込み
炭酸まんじゅうの包み 
 うどんの延しとカット
 炭酸まんじゅうの蒸かし
 後片付け

 

二つが同時並行的に調理されて、ほぼ同時に仕上がりました・・・
お見事!! パチパチ!!

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆調査事業の報告書作成は、思ったより大変です・・・

091010_データ入力

ここ数日、やられています・・・。
県の調査事業の「食品の安全性に関する県民意識調査」の報告書の取りまとめの前段
「データの打ち込み→集計→集計表の作成」のさらに前段
打ち込みデータが上がってきたら、数字を流し込めば「集計表」がすぐにまとまるように、フォームを作っています
これが、大変・・・。5種類ありますが、1種類に10時間ぐらい掛ります・・・、誤算でした・・・

これ以外にも、仕事が溜まっている・・・

  • 経営革新計画申請書              2本
  • エキスパート報告書               4本
  • 別件の調査事業のアンケート作成      1本
  • 診断士講座の問題と解答・解説の加筆修正 1本
  • 「ぐんま商工連」の原稿              1本
  • 景況調査の報告書作成             1本

このまま、機能不全に陥ると、マズイ。
信用問題になってしまうので、寝食を削ってでも、仕上げなくては・・・

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆3.「店のウリ」をストーリーにして、メニュー上で語る

「売れるメニュー作り」の最後のポイントです。

  • 「あなたの店のウリ」は、何ですか?
  • 「隣のお店に負けない自慢」は、何ですか?
  • 「近所の同業者に負けないもの」は、何ですか?

全国規模でチェーン展開している大企業と違って、我々、中小飲食店は「地元のお客様」にご来店いただくことを目標にするべきです。
当然、その場合の競争相手は、隣のお店ご近所の同業者さんになります。
(当然、切磋琢磨という意味では、競争相手であり、仲間であるわけですが・・・)
これらに「負けない何か」をウリとして明確に打ち出す必要があります。

切り口として考えられることは、下記の通り。

 

原料系自家製野菜、地元の農家直送、実家の農産物、有機無農薬、銘柄畜産品、ブランド魚介類、漁港直送、朝どり、訳あり素材、等々
調理方法有名店で修業、イタリアの本場で修業、自家製麺、手打ち麺、自家製粉、3日かけたデミグラスソース、等々
提供方法テーブル担当制です、ドレッシングをテーブルで仕上げます、テーブルでお取り分けします、等々

自身のキャリアと、支援してくれる業者さんと、自分の半径5mを見直してみて下さい。

必ず見つかるハズです。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆新島学園ビジネスカレッジにおいて、「平成22年対策 中小企業診断士試験対策講座」が開講しました

091006_新島学園裏門

いよいよ、「平成22年対策 中小企業診断士試験対策講座」新島学園短期大学様のビジネスカレッジ講座として開講しました。
昨年までは、某銀行様向けの社内講座として開講していたカリキュラムを、新島学園様に移しての開講です。
僕は 、

  • 財務会計
  • 経営法務

を担当させて頂きます。
今回で、3回目のコースとなり、かなりコンテンツもたまってきたので、いい講座ができそうです。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆2.セットメニューでお得感を演出 (⇒客単価アップを目指す)

『看板メニュー』に続いて、重要なポイントは『セットメニュー』です。
これは、説明も不要ですよね?! 売上の公式は、
 

   売 上 = 客 数 × @客単価

さらに分解すれば、

   売 上 = (新規来店数 + リピーター×来店頻度) × (@メニュー単価 × 皿 数)

となります。
この中で、メニュー(ブック)によって改善できるのは、特に「@メニュー単価」になるわけです。

 

◆マクドナルドのセットメニューによって、「セットメニューのお得感」は浸透しています

091005_バリューセット
出典)マクドナルドHP

それ以前も、「セット」というものには、「お得感」「割安感」が伴っていましたが、マックの攻勢によって完全な市民権を得た・・・、って感じですよね。私は、「中小飲食店では、チェーン店でやっていることは、積極的に取り入れましょう」と言っています。それは、テスト・マーケティングも徹底的にやった結果だからです。ちょっと本線を外れました。

「@メニュー単価を上げる」ことで、売上を上げましょう。そのための、「お得感」の演出として「セットメニュー」が有効です。ただし、次の点に注意してください。

  • ツーオーダーの提供時間を考慮して、セット構成を考える
  • ここでも、看板メニューを中心にセットを組む
  • トータルの分量は、メインターゲットを意識する

これらを考えておかないと、「お得感」が背景にあるだけに「顧客の期待価値」が高いですから、外した時の「顧客の結果価値とのギャップ」が大きくなり、一気に評判を落としかねません。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆1.看板メニューを作る

メニュー作成の第1のポイントは『看板メニューを作る』ということです。
これによって、以下の効果が期待できます。

  • 店のコンセプトが明確になる (⇒ドメインの明確化)
  • 目的来店顧客を掴める    (⇒リピーターの獲得)
  • 口コミを誘発できる      (⇒顧客網の構築)
  • オペレーションの簡略化   (⇒人件費コストダウン)
  • 仕入れ交渉力の強化    (⇒仕入れコストダウン)

 

◆現状分析:まずは、現行メニューを『パレート図』を使って、分析します

091003_パレート図Aランク:累積 ~80%
Bランク:累積 ~90%
Cランク:累積 90%~

 

いわゆる「ABC分析」です。生産管理の「QC七つ道具」の主たる手法で、「重点管理」などとも言われます。
すなわち、飲食店に当てはめれば、数あるメニューの中から、

  • POSデータから、メニュー別の「出数、売上金額」をまとめる (⇒日次、週次、月次、四半期、年次)
  • 棒グラフで、メニュー別にプロットする (出数、売上金額)
  • 「メニュー別/総合計」によって、メニュー別の構成比を出す
  • 累計構成比をプロットし、線で結ぶ

これで、パレート図の完成です。あとは、パレート図右の判断指標に従って、各アイテムを「A⇒B⇒C」に分類します。

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆上がってきました・・・、これぞ、「売れるメニュー」です

伊勢崎の「麺や、大蔵」さんのメニューのリニューアルですが、(9月7日のお打ち合わせに沿って該当ブログ)、(有)ブレインファームの龍野社長から原稿が上がってきました。

 

これこそが、

  • 僕のメニュー構成
  • 龍野さんのデザイン力

の合わさった「ザ・売れるメニュー」です。

091002_麺や大蔵_表  091002_麺や大蔵_裏
メニュー_表                   メニュー_裏

おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 鈴木 秀樹です。

 

◆今日は、朝から 「経営革新計画」の申請書を書いていました・・・

やらなければ、やらなければ・・・、と思いながら、その分量と考え仕事に、「先延ばし」にしていた申請書を、腹を据えて書きました。
いや~、大変大変。
ちなみに、申請用紙はこちらから、

">091001_経営革新計画_県のHP
群馬県のHP_経営革新計画

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆ブログHPの開設のお手伝いと思いきや・・・

沼田市老神の「(株)園原産業」さんのHPのお手伝いをしてきました。
当初のお話では「MTOSを使ったブログHPの開設」と言うことで、いくつかの案件と同様に進められるかと思っていたのですが・・・。
お伺いしてヒアリングしてみると、

  • 本業(某住宅メーカー向け規格品製造)とは別に、注文家具事業を立ち上げたい
  • それに伴い、つい最近、自社HPを開設したばかり
  • けっして高額ではないが、ある程度の費用を掛けている

という状況でした。ちなみに、HPはこんな感じ・・・、

090930_(株)園原産業HP
(株)園原産業HP

ウェブページ

  • pdf
  • photo

2014年7月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

 

shachou3.jpg

 

~リンク集~

〔飲食店コンサルのお仲間〕

〔中小企業診断士のお仲間〕

〔Movable Typeのお仲間〕

〔クライアント企業様〕

〔(有)三峰プロジェクトのHP〕

Powered by Movable Type 4.261

このアーカイブについて

このページには、2009年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年9月です。

次のアーカイブは2009年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。