12月2日_群馬伊勢崎商工会様_中部ブロック 講演会 4

おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

◆「マーケティング」関連○×クイズ」の解答解説は・・・、

  1. 売り上げ不振商品の、原因究明と課題の設定をし、売上倍増計画を立てるのは?
    ABC分析をして、商品の優劣をつける・・・。ここまでは、正しい手順です。
    ただし、この後に注力するのは「売れ筋商品」の売り上げ倍増計画と、売れる要因分析です。
    真面目な社長さんであればある程、「売れない商品」が気になって、対策を検討・実施したくなるもの・・・。
    でも、冷静に数字で分析して下さい。
    売れない商品(月商10万円)を倍にしても、20万円(+10万円)
    売れ筋商品(月商100万円)を2割増にすれば、120万円(+20万円)、
    どちらが得策?

     

  2. ブルーベリーの加工品を開発して、季節変動の平準化を図るは?
    季節変動を平準化することは、季節商品を扱っている業者さんなら当然考えること・・・。
    しかし、本件のように「ブルーベリー」という季節感が強いがために市場を形成してきた商品(原料)は、ちょっと事業が違います。
    単純なご質問で、
    「クリスマスにブルーベリーのケーキと、イチゴのケーキ、どちらが欲しい?」
    おそらく、「イチゴのケーキ」が大半ですよね・・・。
    定番だし、イチゴは今が旬だから・・・。
    (実は、イチゴの露地物の旬は「初夏」です・・、傷みやすいためにハウスで栽培して冬場に流通させているのが現状。これって、本当に「旬」?)
    もし、ブルベリーの加工品を作るなら、シーズンオフに作って、「来年の旬の入り」に一気に販売するのが正解!!

     

  3. 飲食店の暇な時間に、手の空いているバイトをビラまきに出して人件費の有効活用を図るのは?
    ⇒これてって、どこの飲食店でも、小売店でもやってますよね??
    でも、冷静に考えて下さい。費用対効果では??
    お店が暇なときは、店前通行量も少ないのでは?
    僕の経験値としても、1時間ビラ撒きに出てもらって「4~5枚」しか配れないことも・・・。
    ここは、「バイトは変動費」と割り切って、早上がりしてもらう!
    (僕は甘い経営者だったので、時給の半分を払うことにして帰ってもらっていました。
    バイトと経営者で半分づつ、泣いた訳です)
    そして、「ビラ撒き」は必要な販促手段だったため、週末(土・日)に改めてバイトを雇って、撒いてもらいました。
    結果、「300枚/時間」も撒くことができ、店舗にも集客できたわけです・・・。

こんなアイスブレークで、

  • 聴講者たちとの距離感を近づけ、
  • 僕の仕事の一端をお見せし、
  • 講演会を盛り上げる

と言う訳です・・・。

是非一度、僕の講演会にご参加くださいね。

 

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このブログ記事について

このページは、飲食店コンサルタント 鈴木秀樹が2009年12月23日 06:00に書いたブログ記事です。

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