3月11日_鳥山畜産食品(株)様_農商工連携 8

おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。

 

鳥山畜産食品(株)様の農商工連携のテーマは・・・

100327_鳥山畜産食品(株)様_HPから

現段階では、詳細にご説明できないのですが、鳥山畜産食品(株)様のHPにオープンにされている範囲で、ご説明させて頂きます。

端的に言えば・・・、
肉の美味しさ消費者にお伝えする「新基準」を、生産者とともに作り上げていく・・・・。

 

◆「牛肉の格付け」って、「歩留まり等級」「肉質等級」 の2軸で行われています

100327_鳥山畜産食品(株)様_牛肉の格付け

牛肉の格付けは、

  • 歩留まり等級
  • 肉質等級

この2つで決められるのです。
皆さんも「A5の和牛だから、美味しいよ」なんてことを聞いたことがあるかと思います。
各々の基準の詳細説明は、明日のブログでさせて頂くとして、概略をご説明すると、

  • 歩留まり等級:枝肉から取れる部分肉の割合が大きいほど等級が高くなります
  • 肉質等級:「脂肪交雑」、「肉の色沢」、「肉のしまりときめ」、「脂肪の色沢と質」の4項目について評価が行われます

 

◆「肉質等級」は、原則的に目利きなんですね

歩留まり等級」は、計算式や基準値が示されています。
肉質等級」は、原則的に目利きなんですね。
業界では、「目合わせ」なんて表現をされています。

とは言え、そこは「プロの仕事」・・・、業界の方にお聞きすると大体同一の基準で判別しているようです。

 

◆鳥山畜産食品(株)の農商工連携の取り組みは、消費者向けの「牛肉の評価基準」を確立すること

100327_鳥山畜産食品(株)_牛肉の美味しさとは

こういうことです。
先述の通り、現行の「牛肉の格付け」基準は、

  • 流通業界の便宜性
  • 価格の公平性

を保つための基準であり、消費者には分かりにくい・・・。
極端に言えば、

  • A5のお肉って、美味しいの?

と問われれば、「ハイ」とは言い難いのが現状の評価基準なのです。
(誤解をされないように・・、大概は「A5のお肉は美味しい」のですよ・・・)

そこで、鳥山畜産食品(株)様は

  • 消費者に分かりやすい「牛肉の美味しさ指標」

を開発し、

  • 「生産~流通~消費」まで、浸透・確立

することを目指しています。
この点を、農商工連携のテーマに据えて、事業展開を検討されているのです。

このぐらいです・・・、現状でオープンにできるのは・・・。
この続きは、計画作成が進んできましたら、徐々にオープンにしていきます。
お楽しみに・・・。

 

業界基準ではこれからは通用しない。
需要家に分かりやすい基準の開発が必要である

 

(有)三峰プロジェクトへのリンク
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト

ホームページへのリンク

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.food-biz.jp/mt/mt-tb.cgi/140

コメントする

ウェブページ

  • pdf
  • photo

2010年9月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

 

shachou3.jpg

 

~リンク集~

〔飲食店コンサルのお仲間〕

〔中小企業診断士のお仲間〕

〔Movable Typeのお仲間〕

〔クライアント企業様〕

〔(有)三峰プロジェクトのHP〕

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、飲食店コンサルタント 鈴木秀樹が2010年3月27日 06:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「3月11日_鳥山畜産食品(株)様_農商工連携 7」です。

次のブログ記事は「3月11日_鳥山畜産食品(株)様_農商工連携 9」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。